終戦の日に寄せて
みなさんこんにちは!
残暑お見舞い申し上げます。
暑い日が続きます。しっかり食事をされ、水分補給し、休息をとっていただき、健やかな日々をお過ごしください!
さて、昨日は終戦の日でした。
終戦の日は、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とされています。
日本人にとっては、特別な日です。
わたしは、ご縁があって2000年から介護の仕事をしてまいりました。それも差し迫って介護の必要のある方に直接サービス提供をする仕事をしてきました。
15,000人以上もの介護が必要な方とそのご家族にサービスを提供して参りましたが、この仕事を通じて、私がサービスを提供している世代のみなさまは、戦前戦後と日本が大変な難局にあるときに、その人生を歩まれてきた方々であることを知っていきました。さらには戦前戦後の大変な時代というだけでなく、高度経済成長の時代にあっても、「男は仕事で、女は家で」といった様々な不合理不条理があったと察します。
そして、この世代の方々が持っておられる人としての強さ、我慢強さ、美徳、心のひろさといったものに触れて、私はこの世代のみなさまへの尊敬のおもいを持つに至りました。
2010年から11年に、社命により、鹿児島県にある事業所に赴任しました。先の大戦で最前線の基地となった知覧や鹿屋、万世といった戦跡を辿りました。国や家族のために不合理をのみ込んで、命を投げ出された方々が我が国のまさに礎となってくださったのだと心に深く刻まれました。
「仕事」を漢文読みをすると「事に仕える」ということでしょうか。
私にとってこの介護の仕事は、この世代の方々に仕えるという、新たな意味を持つようになっていきました。
2021年末で会社員としてはピリオドをうちましたが、独立してもなおこの世代の方々に仕えるという同じミッションをもって仕事をしております。
人生の最終章のお住まい探し、安心・安全に住まうことのできるお住まい探しを通じて、この世代の方々にお役に立っていきたく心引き締め仕事に邁進していきます。